【トロントでHearing Screening】新生児聴力検査に行ってみた

生後4週間後に新生児の聴覚検査がありました。出産のときにお世話になったトロントバースセンターで聴覚検査をしてきたのでそのことについて書きます!

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新生児の聴力検査とは?

新生児1,000人のうち2人は出生時に難聴であると言われています。難聴の子どもたちは、ある音は聞こえても、他の音を聞き逃すことがあり、言葉や会話の習得に問題が生じる場合があります。

幼児期に発覚することが多い難聴ですが、できるだけ早く発見することが大切です。

Infant Hearing Program(乳幼児聴覚プログラム)では、以下のサービスを提供しています。

  • 病院や地域の環境におけるすべての新生児の聴力検査
  • 永久的な難聴を特定するための評価
  • 難聴になる恐れのある子どものモニタリング
  • 言語発達サービス

Infant Hearing Screening(新生児聴覚スクリーニング検査)ってなにするの?

オンタリオ州では、すべての新生児が無料で聴覚スクリーニングを受けることができます

聴覚スクリーニング検査で、難聴の疑いがあり、より詳細な検査を受けるべき新生児を見つけ出すことができます。

聴覚検査って実際にどんな検査?

聴覚検査では、機械を使って赤ちゃんの耳が聞こえているか測定します。私のときは、小さなイヤホンを片耳ずつはめて音を流して聞こえているかどうか確かめていました。時間にして検査自体は5分もかからなかったと思います。

また、必要に応じて赤ちゃんの頭に小さなシールを貼って、耳や脳の反応を測定することもあるそうです。

オンタリオ州の聴力検査の予約はここからできます。

私の場合は、2日後にすぐ予約を取ることができ、他にも空きタイムスロットがたくさんありました。

聴覚検査の結果はいつくる?

結果はその場で伝えられます。息子の場合は、問題がなかったので「問題ないですね!」という一言で終了しました。ちなみに結果は4つに分けられるそうです。

  1. Pass(問題なし):聴力に問題がなし。ほとんどの赤ちゃんはPassになるそうです。
  2. Refer(詳細検査へ): より詳細な検査が必要。
  3. No Result(結果なし):検査が不完全で結果を取ることが不可能。
  4. Bypassing Hearing Screen(要精密検査):Passにならなかったので精密な検査へ。

Infant Hearing Screening(新生児聴覚検査)に行ってみた

出産ぶりにやってきたトロントバースセンター。新しくてとてもきれいな建物です。

だい
病院へ搬送になったので2時間位しかいられなかったけど…。

出産をするバースルームがあるのは1階ですが、今日行くのは2階です。インターホンで「Hearing screeningに来ました」というと、ドアを開けてくれました。

バースセンターの外観

トロントバースセンターの詳しい説明はこちら。

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聴覚検査をしに2階へ向かう

入ったらまずは検温と体調チェックを1階でします(訪問はパンデミック真っ只中の2022年1月でした)。

入り口の様子はこんな感じ

そしてエレベーターに乗って二階へ向かいます。2階には別のミッドワイフクリニックが入っているようで、妊婦さんたちが続々と健診に訪れていました。

エレベーターに乗って二階へ

カナダあるある!?担当者が遅刻

約束の時間になってもなかなか担当者が現れないので、そわそわしてきました。約束の時間から25分くらいたったところで「遅刻してごめん〜!」とやっと担当者登場

かい
カナディアンタイム…で動いているのかな…?(困惑)

いざ検査!

「いや〜遅れてごめん!」と陽気に登場したAudiologist。簡単な問診(何週何日でうまれましたか?)のあと、検査器械の説明があり、検査に移りました。

検査自体は本当に早く終わって5分もかからなかったと思います。息子は検査中、寝ていましたが特に問題なくテストできました。

結果はその場で「問題ない」と言われ、検査は終了。実際の検査は部屋に入ってから出るまで15分程度で終わりました。

おまけ:後日談

このヒアリングスクリーニングから数週間後に突然電話がかかってきて「ヒアリングスクリーニングか受けましたか!?」という確認の電話が来ました。

この電話は取ることができなかったので、留守電でメッセージを聞いたのですが、2週連続でかかってきていて(しかもどちらも取れなかった)いました。

まとめ

  • 新生児の聴覚検査はオンライン予約できて、無料で受けられる
  • 検査は痛みなし、寝ていても受けることができる
  • 検査結果はその場で伝えられる