私は妊娠から出産まで助産師に診てもらっていたのですが、最初は助産師をどう探せばいいのかわからず戸惑いました。このポストでは以下のようなことについて解説します!
- トロントで助産師の探し方は?
- 助産師の予約はどうやって取ればいい?
- トロントで日本語を話す助産師はいる?
- 助産師ってどんなことをしてくれる?
妊娠中のトラブル [sitecard subtitle=関連記事 url= https://kai-dai.net/nipt/ target=] [sitecard subtitle=関連記事 url= https://kai-d[…]
トロントで助産師を探す
トロントには助産師が運営する助産院がいくつかあり、Googleで検索で”midwife Toronto”と入力するとたくさんウェブサイトが出てきます。
私はその中の一つであるMidwives’ Clinic of East York – Don Millsに通っています。クリニックによっては、近隣地域に済んでいるクライアントのみをとる(特定の住所内に住んでいる人のみ)、というところもあるので注意したほうがよさそうです。
私が通っているクリニックではウェブサイトから問い合わせができて、すぐに受け入れ可能という旨のメールが返ってきました。
他の人のブログなどを読む限り、時期によっては出産が立て込んでいて新規の患者は取っていないと断られることもあるようなので、ラッキーでした。
このクリニックではインスタグラムで受け入れ可能情報についてポストしていることもあるので、要チェックです。インスタグラムはこちら。
担当助産師は複数人が割り当てられる
私が通っている助産院では、1人のクライアントは2−4人の助産師で構成される「チーム」に振り分けられます。妊娠中から出産後まではこのチームの中の「ケアコーディネーター」という1人を中心にチーム内の助産師の誰かが診てくれます。
私にはこのケアコーディネーターの助産師+もうひとりの合計2人が割り当てられていて、だいたい半分ずつくらいの割合で診てくれています。英語も聞き取りやすく、質問にも丁寧に答えてくれます。
あてがわれた助産師のどちらかは、常にオンコールの状態で、緊急事態や実際の陣痛が始まった場合は、そのときオンコールのどちらかの助産師が24時間いつでも診てくれるそうです。
助産師の検診ってどんな感じ?
健診ではだいたい「なにか質問したいことはあるか?」「体調に変化はないか?」「毎日胎動を感じるか?」を聞かれます。
その他、週数によってこれから行う各種検査や今後の流れ(出産場所の決め方や出産時に発生する緊急事態)などの説明をしてくれるのですが、必要に応じてプリントを配ってくれるので家に帰って読むこともできます。
毎回の検診は
- 問診(「なにか質問ありますか」「体調の変化はありましたか」など)
- 血圧を測る
- 胎児の心拍数確認
- 子宮底長の測定
を行います。エコーは全体を通して3回しかなく、日本と比べるとずっと少ないようです。
トロントで日本語を話す助産師はいる?
多文化国家のカナダらしく、助産師の中にはフランス語を始めとする英語以外の言語を話す助産師も多いようですが、私が調べたところによると残念ながら日本語を話す助産師はトロント近郊にはいないみたいでした(2021年11月現在)。
私のクリニックでは、普段はパートナーも一緒に診察を受けることができるようです(私のときはコロナ禍で妊婦のみ入室可でした)。ちなみにFacetimeなどを通じて診察に同席することも可能です。
普段は言語に不安がある場合、パートナーや通訳を連れて行くこともできそうでした。
助産師を探すときに注意すること
助産師と病院で出産する場合、出産する病院は助産院ごとに決まっています。
私が通っている助産院はMichael Garron General Hospitalという病院と提携していて助産師ができない医療行為や無痛分娩を希望する場合は、その病院に移動することになります。
トロントには他にも総合病院がいくつかあり、特定の病院で出産を希望する場合は、その病院と提携している助産院を探す必要があります。
助産師と産婦人科医はどっちがいい?
このポストで詳しく書きました!
トロントで出産する場合は、助産師(Midwife)または産婦人科医(Obstetrician/Gynecologist:OB/GYN)どちらにかかるか選ぶことができます。両者の違いや助産師にかかっている私の体験をまとめました。この記事はこん[…]
まとめ
- トロントで助産院は市内にいくつかあるが、人気なので出産時期によっては断られることも…
- トロントに日本語を話す助産師は2022年1月現在いないが、パートナーなどを通訳として同席させることは可能
- 助産師やクリニックごとに提携する病院が違う場合があるので、特定の病院での出産を希望する場合はどこが提携病院なのか注意が必要