保育園生活において、保護者と教師のコミュニケーションは非常に重要です。
その中でも、保護者と教師が直接話し合うチャンスが「Parent-Teacher Conference(保護者面談)」です。
今回は、保護者と教師の面談会について紹介し、その目的や予想される内容、参加する際のポイント、教師への質問例についてご説明します。
という疑問に答えます!
Parent-Teacher Conferenceの目的
主な目的は、保護者と教師がお子さんの学習や成長について情報を共有し、連携を図ることです。
教師からの進捗状況や学習上の課題、お子さんの様子などを把握することで、保護者は家庭でのサポートの方法を見つけることができます。
また、教師も保護者の視点やお子さんの家庭環境について理解を深め、学校と家庭が連携してお子さんの成長を支えることができます。
Parent-Teacher Conferenceの内容
面談会では、教師から学習の進捗状況や成績、お子さんの態度や行動、について先生が話します。
また、保護者からの質問タイムも設けられており、お子さんの様子や家庭でのサポート方法、気になる点などを伝えることができます。
面談会は予約制で行われることが多く、時間制限(30分から60分)があるため、事前に話したい内容をまとめておくと効果的です。
基本的にはいいことしか言われないのがアメリカ!とりあえず「すごくいい子にしてますよ!!」と褒めちぎられます。
保護者面談のポイント
面談会に参加する際には、以下のポイントに留意すると良いでしょう。
- 時間に余裕をもって参加すること:当たり前ですが予定の時間に遅れないようにしましょう。
- 先生を褒める:先生とよい関係を築くためにとりあえず褒めましょう。
- 質問を用意すること:教師に質問をすることで、お子さんの学習や成長についてより深く掘り下げることができます。
先生への質問例
- How is my child doing in school? Are they doing well and meeting the goals for their grade? /子どもは学校でどうしていますか?目標の成績を達成していますか?
- Can you tell me how my child behaves and interacts with others in the classroom? /子どもは教室でどのように振る舞い、他の人と関わっていますか?
- Are there any subjects or areas where my child may need extra help or support? /子どもが追加のサポートや助けが必要な教科や分野はありますか?
- What can I do to help my child learn at home? Are there any specific strategies or resources you recommend? /自宅で子どもの学習をサポートするためにどのようなことができますか?具体的な戦略や資料はありますか?
- What will my child be learning in the upcoming weeks or months?/ これから子どもは何を学ぶ予定ですか?
- How can I stay informed about my child’s progress and communicate with you effectively? /子どもの進歩について情報を得るためにはどのようにすればよいですか?また、効果的にあなたとコミュニケーションを取る方法はありますか?
- Are there any after-school activities or programs you recommend for my child’s development? /子どもの成長に役立つ放課後の活動やプログラムはありますか?
- How do you handle discipline and encourage good behavior in the classroom? /教室での規律や良い行動を促す方法はどのようにしていますか?
- Are there any subjects or areas where my child is doing exceptionally well or showing particular strengths? /子どもが特に優れている教科や分野はありますか?
- Do you have any suggestions or recommendations for nurturing my child’s love for learning? /子どもの学習への情熱を育むための提案や推奨事項はありますか?
保護者と教師の面談会は、お子さんの成長をサポートするための貴重な機会です。積極的に参加し、お互いの意見を共有することで、より良い教育環境を作り上げましょう。
私の体験談(0歳児編)
息子のデイケアでは半年に一回、発達アセスメントが行われており、その結果のフィードバックとしてParent-Teacher Conferenceが行われています。他の学校でも、Conferenceは試験や学力アセスメントの結果の説明に使われる事が多いと思います。
パンデミックの影響でカンファレンスはZoomか対面をで選べました。私は対面を選んだのですが、夫は仕事があるためZoomで参加することになりました。
息子が9ヶ月のときに行ったParent-Teacher Conferenceはこんな感じでした!
とりあえず褒めちぎられる
教室に入ってくる瞬間からめっちゃ褒められます。
発達に関するフィードバック
アセスメントの結果を元に「目が合うか」「喃語は出ているか」「つかまり立ちできるか」などの発達課題に関するアセスメントの結果について説明されました。
いくつかの項目は家で見たことのない行動(「腕を広げて抱き上げてもらおうとするか」)だったのに、Yesにチェックマークがついていましたが、
質問タイム
アセスメントの結果の説明が終わったところで、「なにか質問はありますか?」と聞かれたので、離乳食の進め方と離乳食の硬さや量について話し合いました。
離乳食の進め方の違い
この頃、 息子は9ヶ月だったのですが、先生に離乳食をもう少し形の残るようなものにして味付けをするように言われました。
先生は「夕食の残り物を持ってきてくれればいいから〜」と言っていましたが、それって9ヶ月にしては食べ物が大人に近づき過ぎでは…?
デイケアに通い始めてなんとなく感じていたのですが、アメリカのほうが離乳食を大人の食事に近づけるのが早いのかな、と思いました。なぜなら息子のクラス(0歳児)では、
子供の誕生日の日には親がファーストフードのチキンナゲットを買ってきてクラスでナゲットパーティーをするから
私は 0歳時にチキンナゲットを食べさせるのはどうかと思ったので、いつも自前でお弁当を持っていかせていました。
まとめ
息子は家では日本語、デイケアでは英語で生活しているので、言葉の発達がやや遅れている印象を受けましたが、
先生は特には気にしてないみたいでした。
この保育園にはスペイン語イマージョンクラスもあり、おうちではスペイン語だけしか話していないと言う子も多いらしいので 保育園側も二か国語学習者の対応に慣れている印象を受けました。
まとめ
- 学校や教育機関で開催される教師と保護者の会議
- 教師と保護者が学生の進捗状況や学習目標について話し合う機会
- 学生の学力や学習態度、行動などについて議論し、フィードバックを受けるよい機会です
- 学生の強みや課題について共有し、どんなことをいえでやればいいか聞く
- 学校と家庭の連携を促進し、学生の学習環境や教育方針について話し合う場
- 保護者が学生の教育に積極的に参加し、教師と協力して学生の成長を支援する