【トロントで妊娠・出産】妊娠33週の健診とTdap

いよいよ妊娠後期になりました。この週の健診では、日本では打たない百日咳の予防接種、Tdapについて教えられ、実際に接種しに行きました!このポストでは

  • Tdapって何?
  • 百日咳ってどんな病気?
  • どこで接種すればいいの?
  • いくらかかる?

などの疑問に答えます!

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Tdapとは?

TDapは、破傷風・ジフテリア・百日咳の混合ワクチンです。

とくに百日咳はカナダでも毎年1000人から3000人の人が罹患しており、予防接種を受けていない乳児のが感染すると入院や死亡するリスクが高い病気なので注意が必要です。

妊娠中に予防接種することで、生後2カ月の予防接種まで3種類の病気に対する抗体を維持することができます。

Tdapワクチンの接種は、妊娠27週から32週までに行います。以前にTdapを打ったことがある人も、妊婦の場合は妊娠ごとに接種する必要があります

私は留学前にTdap打ったことがあったのですが、接種の必要があると言われました。

詳しい情報はこちら

その他、インフルエンザも接種が推奨されている

その他、助産師からは

インフルエンザワクチンも受けてないなら絶対受けて!

と言われたので、TDapとインフルエンザの予防接種を受けることに。

インフルエンザワクチンは短くFlu shotと呼ばれることが多く、季節になるとトロント市内のいろいろな場所で大規模接種会場が設置されます。

Tdapとインフルエンザはどこで接種できる?料金は?

インフルエンザのワクチンは助産師から「一緒に住んでいる人も打ったほうがいいよ」とアドバイスを受けたので二人で接種しに行くことに。

Tdapはウォークインクリニックで接種(無料)

ファミリードクターがいない私達は、家から徒歩圏内にあるウォークインクリニックで接種しました。

このとき、受付で少し行き違いがあり、受付の人が「Tdap」のことをなぜか「TB testing(ツベルクリン反応検査)」のことだと勘違いして

「Tdapを打ちたいんですけど」と伝えると、

「それは保険適用外で40ドル。今日接種したら2日後また見せに来て」と言われる事態が発生しました。

かい
助産師には無料で接種できると聞いていたけど…?

もう一度「あのー、TBじゃなくてTdapですよね?百日咳(Whooping cough)のワクチンを打ちたいんですけど」と言ったら「あー、それね!」となってちゃんと通じました。

ワクチンの在庫もあったので、すぐに接種してもらえることになり、簡単な問診(「いま妊娠何週?」)を経て無事に接種できました!

受付でOHIPを見せる必要がありましたが、オンタリオ州では妊婦のTdap接種は無料です。

インフルエンザワクチンはShoppers Drug Martで接種(無料)

インフルエンザワクチンは毎年10月頃から病院・クリニックの他、ドラックストアや薬局などいたるところで打つことができます。

オンタリオではインフルエンザワクチンは無料です。

私達はShoppers Drug Martというドラッグストアでもで受けました。予約なしでも接種することができますが、私達はウェブサイトから予約していきました。

処方薬の受付をする場所の一角に簡単な処置室のようなものがあり、そこで打ってもらいました。

このとき打ってくれた薬剤師の人がまじで一言も喋らないおじさんで、名前や生年月日のチェックが一切なく、

「…(無言で座る椅子を指差す)」

「…(無言で腕をまくられる)」

ブスッ!

という流れで注射器を刺されて、めっちゃびっくりしました。もし人を取り違えていたらどうするんだ…。

まとめ

  • Tdapは妊婦は無料、大人は最初のTdap以降、10年に一度のブースター(TDワクチン)は無料
  • インフルエンザはオンタリオ州では無料で受けることができる
  • Tdapはクリニックで打てる、妊婦は妊娠ごとに28週から32週までの間に接種
  • インフルエンザワクチンはクリニックの他、薬局、ドラッグストアやコミュニティセンターでも打つことができる。予約無しで行っても大丈夫なところも有り