【ニューメキシコ】White Sands National Parkが絶景すぎる

2019年7月にテキサス州オースティンからニューメキシコ州にあるホワイトサンズ国立公園に行ってきました。直前に色々なことを決めたので道中たくさんのハプニングがありましたが、どこを見渡しても白い砂のみの景色はとてもきれいでした!

ニューメキシコの有名観光スポットについて知りたい
ホワイトサンズに行く予定がある
アメリカでインスタ映えするスポットを知りたい

という人に向けて、詳しい行き方や持ち物・服装について解説します!

ニューメキシコにあるホワイトサンズ国立公園

オースティンからは車で約10時間ほどの場所にあるホワイトサンズ。ホワイトサンズがあるニューメキシコ州には、歴史的建造物と赤茶色のレンガで作られた独特な景観を持つサンタフェや「水曜どうでしょう」で大泉洋も訪れたというサンミゲル教会もあります。

ホワイトサンズ国立公園の入口に行くと、車一台につき入場料$25を払います(2021年12月現在)。アメリカの自然公園は、このように車一台いくら、のように料金を取るところも多いです。入り口の目の前にはビジターセンターもあり、トイレを利用したり、給水器から水をくんだりすることができます。

サングラス
日焼け止め
帽子
タオル
砂の上を楽に歩くためのサンダル
水筒砂の上を滑るためのソリ
ホワイトサンズの砂は白いので、日光の照り返しがすごいので暑さと熱中症対策は必須です。公園内には舗装道が通っていますが、その舗装道の上でさえも砂で覆われているのでスニーカーよりもサンダルで歩くのがおすすめです。砂はある程度は手で払って落とせます。
歩いていくと傾斜している場所もあり、砂の上をソリで滑って遊ぶ人も

公園内を案内するツアーSunset Stroll

私達は午後の遅い時間から夕暮れに行ったのですが、日が沈む様子を砂の上からみるととてもきれいなのでおすすめです。また、日が落ちると気温が下がり過ごしやすくなったのでたくさん歩くのもあまり苦ではありませんでした。

もし夕方に行った際に参加してほしいのは、公園を管理する職員と行く、Sunset Stroll(サンセット ストロール)というガイドツアーです(無料)。だいたい夕暮れ1時間前から出発して、職員につづいて砂地を歩きます。ツアー自体は英語で行われ、その場に生えている植物や動物の説明からホワイトサンズがどのように今の地形になったかなどを解説してくれます。

2021年の出発時間はこんな感じです。時間は変更されるかもしれないので、詳しいことはこのウェブサイトで確認してください。

Dates Program Time
Sept 5 – Oct 2 6:00 pm
Oct 3 – Nov 6 5:30 pm
Nov 7 – Dec 22 4:00 pm
Dec 23 – Dec 25 No Tour
Dec 26 – Jan 31 4:00 pm

周囲には小さな町もあり買い物もできる

ホワイトサンズの近くにはAlamogordoという小さな町があり、ファストフード店や大型スーパーのWalmartがあります。私達はホワイトサンズに行った夜はキャンプをしたので、炭や飲み物などはWalmartで調達しました。このWalmartは夜10時頃まであいていたので、途中で足りないものを買いに行ったりして便利でした。私達はキャンプ用品や調理器具などをすべて車に積んでいたので必要ありませんでしたが、もし道具を忘れてもある程度はここで揃いそうな感じでした。

一番近くのWalmart。後ろに見える山脈によって合成写真っぽい。

本日のキャンプ場・Holloman Lake

キャンプ場の予約は早めがおすすめです!

ホワイトサンズ付近にはキャンプ場が複数ありますが、私達が訪れた時期は独立記念日の週末ということもあり、キャンプ場はどこも予約でいっぱいでした。ビジターセンターには、近くのキャンプサイトのリストがありましたが、電話をかけてもどこも空いていませんでした…。無計画で旅行に行くと、こんなこともありますよね…。近くのAlamogordoにはチェーン系列のホテルもありますが、キャンプがしたかった私達はホワイトサンズから来るまで10分程度の、Holloman Lakeでキャンプをすることにしました。

 


Holloman Lakeはただの溜池で特に整備されたキャンプ場というわけではないのですが、私達が泊まった日も外に一組のグループがキャンプをしていました。アメリカのキャンプ場にいくと、ピクニックテーブルや火をおこすためのファイヤーピットなどの設備がついているのですが、ここはただの溜池のため、めちゃめちゃサバイバルなキャンプが楽しめます。ちなみに、キャンプ場代は無料です、最高!

私達がテントを設営した場所には、ラッキーなことに前に使った人が作ってくれたであろう、岩で作られたファイヤーピット的なものが残されていたので、火をおこしたりすることは比較的容易でした。

Holloman Lake。特に街頭や火をおこす場所などはないので原始的キャンプが楽しめます。

サバイバルなキャンプの思い出@Holloman Lake

Holloman Lakeの思い出としては、夜にどこからともなくコヨーテの鳴き声が聞こえて震えたことです。夜は街頭がないので周囲は真っ暗、その中に響くコヨーテの鳴き声…。という日本ではなかなかできないスリリングな体験ができました。

あと、周囲に背の高い木や植物がないため夜の風がとてもつよく、夜中にテントが吹き飛ばされそうになりました。無事に朝を迎えられて本当に良かった…。

周辺はなにもない道が続く

まとめ

この記事では

  • ホワイトサンズへの行き方・持ち物
  • ホワイトサンズでのおすすめアクティビティ
  • ホワイトサンズの周辺情報
  • Holloman Lakeでのキャンプ

についてまとめました。実際に行ってみたホワイトサンズは360度真っ白でとても美しかったです。私達は行き当たりばったりで行ったので、宿泊場所探しなどがやや大変でしたが、みなさんが行く際は宿泊場所の事前の予約をおすすめします

夕暮れのホワイトサンズ