【トロントで妊娠出産】無痛分娩の麻酔と陣痛促進剤

いよいよ出産!のはずが、バースセンターから総合病院に移動することに…(移動中は陣痛2分間隔)。夜7時頃に総合病院に到着しました。そのあと出産に至るまでの流れについて書きます。

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Michael Garron Hospitalに到着

陣痛に耐えながらバースセンターからMichael Garron Hospitalまで15分の道のりをへて、ようやく到着!とりあえず車は車止めに止めて、玄関に置いてあった車椅子を借りてJ棟の7階、産婦人科を目指します。

産婦人科の分娩室(LDR)へ

バースセンターを出る時点で助産師が病院の産婦人科に連絡してくれて、病院についてどの分娩室に入るかは教えてもらえました。私が使った分娩室の様子はこんな感じ。室内はかなり広くて、真ん中に置かれたベッドの他にいろいろな機械が準備してあります。

病院自体は古く、病室も新しくはないのですが室内は清潔な感じでした。

NSTの機械とモニター。ナースルームでも同時にチェックされている。
左は生まれた後に新生児がチェックのために運ばれるベッド
付添の人が寝られるリクライニング椅子。

助産師が事前に連絡してくれておいたおかげで、私は特に書類へのサインや手続きをする必要はありませんでした。

  • 入院着に着替える
  • 患者用の名前が入ったリストバンドを助産師が持ってきてくれてつける
  • PCR検査(この時点で2回接種だったので検査が必要だった)

を行ったほかはベッドに寝ているだけでよく、とてもありがたかったです。

陣痛の痛みが最大級になる中、麻酔科医を待つ

破水したときから陣痛の痛みが急激に強くなっており、一刻も早く硬膜外麻酔を打ってほしかったのですが麻酔科医がなかなか現れず、結局1時間くらい痛みに耐えながら待つことに…。

このころには痛みが強すぎてうめきまくる状態に…。

かい
痛みが激しくなってきて痛みで物理的に体が震えました
日本は麻酔科医の数が少ないため、無痛分娩をするには事前に昼の時間帯に計画分娩をする必要があるケースが多いそうですが、私が行った総合病院では麻酔科医が常駐しているので、いつでも無痛分娩に切り替えることができるそうです。
痛みで震えながら待つこと1時間、ようやく麻酔科医が到着し、麻酔を打つことに。
「足はあぐらにするか、足の裏を合わせてカエルのような座り方にしておいてね。背中を丸めて背骨を後ろに押し出して。あと危ないから絶っっっっっ対に動かないように」という激むずオーダーに答えようと格闘すること30分。
「まずはテストするために少量ずつ麻酔を入れますね」という医師の掛け声とともに、背中がスーっと冷たくなる感覚があり、陣痛の痛みがなくなりました。
かい
痛みゼロで気分はハライソ!
麻酔薬の点滴には、麻酔を追加できるスイッチがついており自由に押すことができました(ただし、最大量を超えないように15分に1回のみ追加される)。麻酔をしてからは、固形物は口にできないので、ジュースやお茶を飲んで過ごしました。
病院には給湯室があり、無料で飲めるりんごジュースがおいてあったので空腹をまぎらわそうとひたすらジュースをがぶ飲みしました。

無痛麻酔以降の流れとトラブル

無痛麻酔という最強アイテムを手に入れて、だいぶ気持ちは楽になりました。
病院に行ったら産婦人科医のケアに移ると言われていたのですが、産婦人科医が登場するのは本当に最後の部分だけで、それまでは助産師がずっとモニターしてくれていました。健診からお世話になっている人がそこにいるだけで、初めて入院する病院でも安心して過ごすことができました。
今までの状況や経過もすべて助産師から看護師と産婦人科医に引き継がれており、その点でもとても心強かったです。
病院あるあるの違う人からの同じ質問に何回も答えることもありませんでした。

胎勢異常がみつかる

無痛麻酔をしたあとに、助産師が内診をしたところ

子宮口の開きがあまり変わっていないのと胎児の顔が上を向いちゃっていて出てこられなくなっているから、体の姿勢を変えて顔が下を向くか試してみようね。
あと、促進剤も入れてみよう。

と言われて、子宮口がもっと開くように促進剤(オキシトシン)を入れることになりました。胎勢の異常については、ピーナッツボールを足に挟んで横を向くという姿勢をとってみて胎児の姿勢が変わるかどうか試すことに。

ピーナッツボールはバランスボールと同じ素材でできたボールで、 ボールを足に挟んでしばらくベッドに寝転がります。

胎向異常とは?

胎向異常は、本来、顎を引いた向きであるべき胎児の顔の向きが外に出にくい向きになってしまっていることで、私の場合は、顔が上を向いてしまっていると言われました。

促進剤を入れたら胎児の心拍が低下

午後11頃、促進剤を入れはじめ、右向き・左向きと姿勢を変えながら様子を見ました。

子宮口がひらくまでしばらくかかりそうだから、寝て待ってて!

と言われたので、二人で寝ながら待つことに。

だい
ベッドになるカウチの寝心地は、柔らかすぎ+クッションの隙間に体が挟まって不便というダブルコンボでした!(二泊経験済)
しばらくして姿勢を左向きから右向きに変えたとき、胎児の心拍が半分くらいまで突然さがるという事態が発生。
ナースステーションでNSTをモニターしていたナースと助産師が走ってきてお腹を揺すって心拍をあげる処置をしました。遅れて走ってきた産婦人科医も加わって3人で処置したところ、心拍は無事に回復。
かい
突然のことでとてもびっくりしました
助産師いわく「心拍低下が繰り返し起こらない限りは大丈夫!」と力強く言われました。でも一応、促進剤は一旦止めることに。
その後、子宮口をチェックしたところ8cmまで開いており、助産師は「突然お産が進んだから胎児がびっくりしたのかもね!HAHAHA」と笑っていました。ついでに胎向異常もなおっていました。

突然、震えが止まらなくなる

この胎児の心拍数低下事件の直後に、顎がガタガタいうくらいの震えが止まらなくなりました。これは、麻酔の副作用の一つで特に問題はないそうなのですが、口が震えでうまく動かせず、全然うまく喋れない!

震えを止めようと思わないで、深呼吸してリラックス♪

との助産師のアドバイスに従い、30分ほどでおさまりましたが、今まで人生で経験したことのない震えで自分でも止めることができず、焦りました。

熱もでてくる

震えが止まらない事件が終了したかと思ったら、今度は発熱…。38度の熱がでたため、再度PCR検査をすることに。再びの鼻に綿棒を突っ込む検査がつらい。

絶対コロナではないんだけど、発熱した人には全員検査しなきゃいけないの。ごめんね!

タイレノールを処方してもらい、様子を見る。感染症が原因で発熱しているかも、と言われ抗生物質を点滴する。おでこに冷やしたタオルをのせたり、氷を食べたりしてしのぎました。

だい
心拍低下+震え+発熱でフルコンボだドン!

まとめ

  • Michael Garron Hospitalでは付添の人にもベッドになるカウチが与えられる。
  • カナダでは麻酔は計画分娩じゃなくても、いつでも打てる。
  • 麻酔の副作用で、全身が理由なく震えることがある。