私がトロントで最も好きな場所の1つにエバーグリーンブリックワークスと言う屋外型のコミュニティセンターがあります。
ここでは毎週土曜日にファーマーズマーケットが開催されており、新鮮な野菜や果物だけではなく 世界各国の料理も楽しむことができます。ぜひ一度行ってほしいファーマーズマーケットのおすすめポイントを紹介します!
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Evergreen Brickworksってどんな場所?
公式サイトによると
エバーグリーン・ブリック・ワークスは、未来の繁栄する都市を実現するサステナブルな実践を世界が体験できるハブです。
現在のEvergreen Brickworksがある土地は、100年もの間、カナダでも有数のレンガ工場・Don Valley Brick Worksとして使われていました。なんと、ピーク時には年間4,300万個以上のレンガが生産されていたそう。
しかし、レンガの需要が落ち込み廃業したあとは20年間放置されていました。
そんな中、コミュニティの中心になるような場所をつくろうというプロジェクトが立ち上がり、その場所として選定されたのがこの廃工場だったそう。2010年に開業して以降は、年間50万人以上の人がこの土地を訪れています。
季節に合わせたパブリックマーケットの他、会議やイベント、子供向けの屋外学習や自然遊びなどいろいろなイベントが一年を通じて行われています。
Evergreen Brickworksの場所
Evergreen Brickworksはダウンタウンの北東、車で10分ほどの場所にあります。
住所
550 Bayview Ave, Toronto, ON M4W 3X8
建物の中には、トイレやカフェ、ATM、その他ローカルアーティストの作品やローカルの加工品等を扱う売店や苗と種を売る園芸店があります。
公共交通機関でもアクセス可能
TTCのサービスは、地下鉄Davisville駅から28 Bayview Southのバスで行くことができます。
月曜日から土曜日は午前6時から午前1時まで、日曜日は午前8時から午後6時まで運行されています。
駐車場は満車になりがち
駐車場はたくさんあるのですが、特に土曜日はファーマーズマーケットに来る人が多く駐車スポットを探すのは難しいです。
できれば開店と同時の8時から来るのがお勧めです。駐車場に車を停めたら近くの券売機で駐車券を買いダッシュボードに置いておくシステムです。
Farmer’s Marketの様子・開催時間
Farmer’s Marketは毎週土曜日の午前8時から午後1時まで開催しています。
会場はマーケットのエリアと温かい料理を提供するフードコートエリアに分かれています。 毎週、朝早くから新鮮な野菜や果物を買い求める人で賑わっています。
市場のエリア
中には60以上のお店が所狭しと並んでおり、
- 焼き菓子/パン
- 乳製品
- 野菜や果物などの農産物
- ローカルの特産品
- ワイン
- 肉・魚(スモークサーモンのお店も!)
- クラフト
- ローカルのお惣菜
などなど、とにかく目移りするほどたくさんのお店があります。
フードコート
フードコートのお店も個性豊かな取り揃えで、世界各国の料理の屋台が軒を連ねています。
- アジア料理
- 中東料理
- スペイン料理
- フランス式クレープ
- タピオカティー
- スムージー
- コーヒー
- チョコレート
など選ぶのが大変です。
朝から作り始めて出来上がって売り始めるのは昼からなので、もし食べたければ完成の時間にめがけて行くのがお勧めです。
ベルギーワッフルのWafel Huisとチベット料理のモモという餃子を売るTC tivetan momoというお店。
モモのお店では、お肉と野菜のモモを食べてみました!
イートインスペースもたくさん
建物の周りにはカラフルに塗られたピクニックテーブルが並んでおり、ベンダーから買った食べ物はそこで座って食べることができます。
駐車場側から会場に向かって入りそのまままっすぐ建物を抜けた場所にピクニックテーブルがたくさんあるので、
もし他の場所で席が見つからなかった場合はそこに行ってみてください。
右手奥に見えるのはカエルの形を謎の回転椅子です。 たまにInstagram用の写真を撮っている人を見かけます(インスタ映えするかは未知数)。
おすすめの持ちもの
エコバッグ
ベンダーの人もバック必要ですかと聞いてくれますがほとんどの人はエコバックを持ってきています。パンなど個包装が必要なものは紙袋に入れてくれることが多いですがそれらをまとめて入れる袋は持参した方が良いと思います。
以前住んでいたテキサスと比べてカナダのトロントはとても環境にやさしい取り組みがたくさん行われていると感じることが多いです。
例えばゴミの分別もプラスチック等のリサイクル・リサイクルできる有機物など細かく分かれており、環境への意識の高さが伺えます。
ジャスティントルドー首相率いる自由党も電気自動車の普及やプラスチック廃棄物削減など環境政策に力を入れているそうです。
現金
大体のお店でクレジットカードやデビットカードなどを使うことができますが、たまに現金のみでものを売っているお店もあります。
ATMはファーマーズマーケットをやっている建物の反対側にある建物の中にありますが、手数料がかかるのであらかじめ現金を用意しておくことがお勧めです。
水筒
フードコートにはスムージーやコーヒーなどを売るお店はありますが、無料でもらえる水などは置いておりません。
なのでご飯を食べるときに飲む水は自分で用意する必要があります。また、夏はそこそこ暑くなるので水分補給と言う意味でも自分で水筒を持っていくのがお勧めです。
注意点
このファーマーズマーケットはとても人気なのでかなり混雑します。混雑のピークは10時頃からで、朝9時頃に行ったときはわりと空いていました。
お店によっては遅い時間に行くと商品があまり残っていないと言うことも…。
マーケットは朝8時から空いているので、行くなら早めの時間がお勧めです。
建物裏側には遊歩道がある
建物の裏側にはDon Valleyに沿って遊歩道が続いています。
自転車をこぐ人、野鳥を観察する人、犬の散歩をする人などが行き交う平和な道で、途中に公園もあるので少し足を伸ばして訪れてみてはいかがでしょう。
巨大なすっぽんに会える池もチェック
ちなみに遊歩道へつながる道には大きな池があり、蓮の葉が水面を被っていました。いくつかの葉の上には白い蓮の花が咲いていて、池の中には金魚が泳いでいます。
子供たちが集まっていたので何をしてるのかなと見に行くと、体長60センチほどの巨大なすっぽんがのっしのっしと歩いていくのが見えました。
甲羅にびっしりと貼り付いた苔が「この池の主」感を増幅させています…。噛みつかれたら指の1本や2本はなくなる覚悟が必要そう…。
後で近くの看板を読んだのですが、「 スッポンには餌を与えないようにしてね、危険だよ★」と注意書きが書いてありました。
まとめ
- いくなら早めの時間帯〜10時がおすすめ
- 場内はバリアフリー設計になっていて、ベビーカーで行っても大丈夫
- 持っていくものは、マイバック・現金・水筒がおすすめ
- ピクニックテーブルはたくさんあるので、その場での食事が可能
- 池の中にすっぽんが住んでいて運が良ければ会えるかも
土曜日にすこし早起きして訪れてみてはいかがでしょう!