トロントの西側に競馬場があるらしい!そして、そこで日本人のジョッキーが見られるらしいと聞いて、Woodbine Horse Racing Trackへ競馬を見に行ってみました。競馬経験0の私達でも楽しめたので、カナダの競馬場を初心者目線で紹介します。
- カナダの競馬場ってどんな感じ?
- 初心者でも楽しめる?
- カナダで競馬を楽しむ方法
について書いていきます!
ウッドバイン競馬場の概要
ウッドバイン競馬場は、オンタリオ州トロントにあるカナダのサラブレッド競馬の競馬場です。一周2,412メートルある芝コースは北米最大級で、毎年6月にカナダで最も有名なレースであるクィーンズプレートが毎年開催されます。
その他、ウッドバイン競馬場の代表的なレースには、
- ウッドバインオークス
- ブリーダーズステークス
- ウッドバインマイル
- カナディアンインターナショナル
などがあり、4月から12月くらいまでの週末を中心にレースを行っています。
ウェブサイトはこちら:Woodbine Horse Racing Track
交通アクセス
トロント市内からは車で1時間弱、ナイアガラの滝からも車で1時間程度の場所に位置しています。
ウッドバイン競馬場までは、車のほか地下鉄とバスを乗り継いて行くことができます。地下鉄Islington駅(Bloor-Danforth線)発着のバスです。
Square One Shopping CentreのMississauga City Centre Transit Terminalからも競馬場行きのバスに乗ることができます。
車で行く場合、駐車場は無料です。
競馬場に行く持ち物・服装
競馬場は入るときに年齢確認があります。オンタリオ州では、競馬にお金を賭けられるのは18歳以上からです。入り口で年齢確認され、色のついたリストバンドをつけてもらいます。
ちなみに競馬場への入場のみなら、子供もできるので家族でレース観戦を楽しむこともできます。
持ち物
身分証明書:年齢確認があるので必須
防寒・日差し対策:観戦席は屋外にあり、屋根がある席とない席があるので、天候に合わせた防寒対策や日差し対策は必須です。
現金:施設内にはカジノがあり、そこで遊びたい場合は現金を持っていくのがおすすめです。施設内にもATMがありますが2.75ドルの手数料がかかります。
服装
ドレスコードなどはないようで、みんなカジュアルな格好で来ていました。観戦席は屋外にあるので、天気に合わせた服装が重要だと思います、ただ、モニターで観戦するなら屋内の席でもできます。
ついに競馬場に潜入!
入り口の年齢確認を抜けてエスカレーターで上へあがると、トラックの観戦席にでることができます。正面には大きなモニターがあり、レースを中継してくれます。
この競馬場はピアソン国際空港からほど近いため、たまに飛行機が上空を横切っていきます。
日本人ジョッキーのレースを見学
この日は日本人ジョッキーの木村和士(きむら かずし)騎手がレースすると聞いたので、見に行きました。
北海道出身の木村騎手は、2021年には138勝をあげ、カナダで日本人初のリーディングジョッキーになりました。しかも、この騎手はまだ22歳らしい!
せっかくなので、アプリを使ってこの木村騎手にかけてみることに…!その結果
掛け金が3倍になりました(嬉)
初心者のおすすめの過ごし方
競馬経験0、知識なしの状態で行きましたがそれなりに楽しめたので、初心者に向けておすすめの過ごし方を紹介します。
アプリを使って競馬を楽しむ
競馬の馬券は施設内にある馬券販売機で買うこともできますが、アプリでも買うことができます。今回は競馬アプリ(Dark Horse Bets)で楽しんでみました。
アプリでは現金を入金して賭けられるほか、「バーチャルコイン」と呼ばれるもので現金を賭けなくても遊ぶことができます。馬券の買い方は、アプリ上で馬をタップするだけでとても簡単です。
ちなみに、私達のような初心者向けにSmartPicksという予測機能が付いており、プロの人が予測した順位もみることができます。
アプリ内では、それぞれの馬のスタッツ、オッズ、勝率もみることができます。
私達がこのアプリで遊んだときはプロモーションで$30のクレジットをもらえましたので、自分たちでお金を使わずに遊べました。
アプリのダウンロード・詳細はこちら。
パドックで馬を間近で見学!
次のレースに出走する馬たちがウォームアップするための場所を「パドック」と呼び、自由に馬の様子を確認できます。パドックはトラックの形になっていて、馬はレースに備えて周回します。
競馬のプロは、パドックで出走馬のやる気や体調をチェックして予想の参考にするそうです!
競争馬たちは近くで見るととても大きく、手入れが行き届いた輝く毛がまぶしい!よくみるとまつげはふっさふさで、レースのときの姿とは違い、かわいらしさもあります。
併設のカジノで遊ぶ
同じ施設の中にはカジノもついており、そちらにも行ってみました。一歩中に足を踏み入れると
そこは中国!!!
中国系の人がよく来るのか、アジア系の人がほとんどで、場内の案内板も英語と中国語の二ヶ国語表記で書いてあります。
レストランでご飯を食べる
私達は使わなかったのですが、施設内にはカジュアルなフードコートからやや高級レストランまで10店舗ほどが営業しています。(ちなみにみんな大好きTim Horton’s もあり、列ができていました。)
いくつかのレストランではレーストラックを見ながら食事が楽しめるようでした!
詳しくはこちら。
まとめ
競馬についてよくわからないまま行きましたが、アプリをつかってレースに賭けることができ、意外と簡単に楽しめました!私達が行ったときは人もまばらで観戦も屋外なので、コロナ禍の娯楽としては安心して楽しむことができました。
日本の競馬場には行ったことがなく、競馬新聞を手にしたおじさんがたくさんいるイメージだったのですが、カナダの競馬場はきれいで家族連れで来られている人も多く見受けられました。
この競馬場では木村騎手の他に、もうひとりの福元大輔騎手もレースをすることがあるそうなので機会があればまた見に行きたいと思います!