【アメリカのデイケア】アメリカのデイケアってどんなところ?料金は高い?

アメリカのデイケアは、忙しい親や保護者にとって貴重なサポートシステムです。

デイケアは子供たちが安全で快適な環境で過ごし、発達や社会的スキルの向上させ、英語を学ぶのには最適な場です!

このブログでは、アメリカのデイケアについての概要や重要なポイントについて書いていきます。

  1. デイケアは何歳から利用できるのですか?
  2. デイケアの料金はどのくらいですか?
  3. デイケアの時間はどのように設定されていますか?
  4. デイケアでの食事は提供されますか?
  5. デイケアにはどのような活動がありますか?

という疑問に答えます!

クラス分け

息子は私が通っている大学の附属のデイケアに通っています。

大学のキャンパスに保育園が2つ設置されており、合計で200人位の子供が通っています。

クラスは乳児クラス、幼児クラス、プリキンダーガーデン(pre-K)の3つに分かれています。ちなみに年齢分けはこんな感じ

クラス 年齢
Infant(乳児) 生後6週間ー1歳過ぎ
Toddler(幼児) 1歳過ぎー3歳半
Pre-K(プリキンダーガーデン) 3歳半ー4歳

大学が運営母体のデイケアなので、学生・教職員と卒業生の子供のみしか受け入れていないにも関わらず、

申し込んだ時点でウェイトリストが25人待ちでした。

かい
まじかい…絶望
ウェイトリストで絶望していましたが、現役の学生の子供は優先的に入園させてくれるようで無事に8月から通い始められました。
だい
ありがたい

ご飯とおやつ事情

お昼ごはんは持参しますが、おやつは保育園が用意してくれて保育料に含まれています。

1週間のメニューはこんな感じ。外部の業者が1ヵ月のメニューを決めて提供してくれています。

ちなみに栄養価も計算されているらしいです。アレルギーがある場合は別のものに取り替えてくれます。

AM PM
Cheerios Ritz-bitz
Fig Bar Cucumber & Cherry Tomatoes
Mandarin Oranges Spinach Dip w/ Crackers
Pineapple White Cheddar Cheezeitz
Bagel w/ Strawberry Cream Cheese Wheat Thins

自分でおやつを毎日持参するということもできるようで(ただし保育料は割引されない)、入園の際に選べました。

アメリカの食文化を反映してか、小麦製品が多く出て果物などは登場回数が少なめです。

先生とのコミュニケーションはアプリを使う

息子の通う保育園では、活動の様子をビデオや写真で送ってくれます。

写真などの送信はアプリを使って行われ、こちらからもメッセージをアプリを通じて返すことができます。

送ってくれる頻度は、先生によってバラバラですが、乳児クラスの先生は少なくとも1週間に1回は送ってくれていてとてもありがたかったです。

私のデイケアだけかもしれませんが、担任の先生は、個人の携帯番号を親に教えてくれて、親は必要な時に先生にSMSを送ることができます。

慣らし保育は無かった

息子は7ヶ月の時から登園し始めたのですが、いきなり8時間フルタイム保育でした。

日本ではよく慣らし保育を1週間から2週間程度やると聞いていたのですが、それはありませんでした。

先生は「早く迎えに来たかったら来てもいいよ」と言われたので、お願いすれば慣らし保育もできたかも?

1日めの日中に遊んでいる写真を数枚送ってもらえました。

夏休みはある?

開園時間は朝7時半から夕方5時半までで、年末年始2週間ほど休みになる以外は夏休みはありません。

その他1年間で3週間、自由な時期に休みを取ることができます。この休みの期間は保育料は払わなくても良いです。

夏休みはありませんが、年間で5日ほど先生の研修のために休園になります。

気になる料金は?

息子はフルタイムで通っていますが、2歳以降はパートタイムで週2日か3日だけ通うこともできます。

私が調べた限り、0歳児はフルタイムの選択肢しかない園が多かったです。

乳児クラスのときは$1160/月、幼児クラスの現在は$960/月払っています。

だい
お高い…
ちなみに保育料は学生だと安く設定されているにも関わらず、乳児クラスは月に1000ドル以上払わなくてはいけませんでした…。
しかも恐ろしいことに私が調べた限りだと、この価格は安い部類に入ると思います。
かい
恐ろしい
ちなみに学生は保育料の減免があります(最大60%)が、アメリカ人か永住権保持者のみ(FAFSAを申し込める人)が対象だったので全額自腹で払っています…。
私はTAとしての給料を大学からもらっているのですが、給料の殆どは保育料に消えています。
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先生はどんな人?

職員は、ライセンスを持っている先生とアルバイトや実習をしている大学生で運営されています。

先生と子供の割合は州の法律で決まっていますが、今のところ所属したクラスはそれよりも少ない割合で運営されています。

クラスの先生に加えて、コアタイムは学生のアシスタントもいるので、実際クラスに居る先生(大人)はこれよりも多いです。

クラス 保育園のTeacher-student ratio(州の規定による) 息子のクラスの構成
Infant(乳児) 1:4 先生3人:子供8人
Toddler(幼児) 1:6 先生2人:子供9人
Pre-K(プリキンダーガーデン) 1:10

先生の人種も、割とバラバラで白人系、黒人系、ヒスパニック系の先生がそれぞれいます。唯一ちょっと気になるのは、この保育園にはアジア系の先生は1人しかいないことくらい。

通っている子供には アジア系の子供もそれなりにいて、人種の偏りなくいろいろな子供が通っています。

保育園の施設

園内には、教室のほかに中庭と園庭があります。それぞれのクラスには、小さい庭が併設されており、そこに置いてある遊具で遊ぶこともできます。

夏は気温が40度を超えると言うこともあり、園庭には日差しを避けるためのサンシェードが付いているので夏も外で遊べます。

夏は、プールやスプラッシュパッドを外に出してくれて水遊びもさせてくれます。

室内は土足!?

息子のデイケアはほぼ土足です。日本の感覚で見ると結構びっくりします。

乳児クラスの先生は、室内履きを履いて仕事をしていたのですが、歩くようになって靴を履き始めた子は外履きのまま室内で過ごします。

幼児クラスに移ってからは先生も子供も全員土足。カーペットの上だって気にしません。

まとめ

  • アメリカのデイケアは、働く親や保護者にとって貴重なサポートシステムです。
  • デイケアは、安全で快適な環境で子供たちが過ごし、発達や社会的スキルの向上を促す場所です。
  • デイケアは、幼稚園前の子供から学齢期の子供までを対象としています。
  • デイケアでは、専門のスタッフが子供たちの世話をし、適切なプログラムや活動を提供します。
  • デイケアの費用やプログラム内容は施設によって異なりますが、保護者へのサポートやコミュニケーションも重要な要素として取り入れられています。