アメリカのデイケアは、忙しい親や保護者にとって貴重なサポートシステムです。
デイケアは子供たちが安全で快適な環境で過ごし、発達や社会的スキルの向上させ、英語を学ぶのには最適な場です!
このブログでは、アメリカのデイケアについての概要や重要なポイントについて書いていきます。
- デイケアは何歳から利用できるのですか?
- デイケアの料金はどのくらいですか?
- デイケアの時間はどのように設定されていますか?
- デイケアでの食事は提供されますか?
- デイケアにはどのような活動がありますか?
という疑問に答えます!
クラス分け
息子は私が通っている大学の附属のデイケアに通っています。
大学のキャンパスに保育園が2つ設置されており、合計で200人位の子供が通っています。
クラスは乳児クラス、幼児クラス、プリキンダーガーデン(pre-K)の3つに分かれています。ちなみに年齢分けはこんな感じ
クラス | 年齢 |
Infant(乳児) | 生後6週間ー1歳過ぎ |
Toddler(幼児) | 1歳過ぎー3歳半 |
Pre-K(プリキンダーガーデン) | 3歳半ー4歳 |
大学が運営母体のデイケアなので、学生・教職員と卒業生の子供のみしか受け入れていないにも関わらず、
申し込んだ時点でウェイトリストが25人待ちでした。
ご飯とおやつ事情
お昼ごはんは持参しますが、おやつは保育園が用意してくれて保育料に含まれています。
1週間のメニューはこんな感じ。外部の業者が1ヵ月のメニューを決めて提供してくれています。
ちなみに栄養価も計算されているらしいです。アレルギーがある場合は別のものに取り替えてくれます。
AM | PM | |
月 | Cheerios | Ritz-bitz |
火 | Fig Bar | Cucumber & Cherry Tomatoes |
水 | Mandarin Oranges | Spinach Dip w/ Crackers |
木 | Pineapple | White Cheddar Cheezeitz |
金 | Bagel w/ Strawberry Cream Cheese | Wheat Thins |
自分でおやつを毎日持参するということもできるようで(ただし保育料は割引されない)、入園の際に選べました。
アメリカの食文化を反映してか、小麦製品が多く出て果物などは登場回数が少なめです。
先生とのコミュニケーションはアプリを使う
息子の通う保育園では、活動の様子をビデオや写真で送ってくれます。
写真などの送信はアプリを使って行われ、こちらからもメッセージをアプリを通じて返すことができます。
送ってくれる頻度は、先生によってバラバラですが、乳児クラスの先生は少なくとも1週間に1回は送ってくれていてとてもありがたかったです。
慣らし保育は無かった
息子は7ヶ月の時から登園し始めたのですが、いきなり8時間フルタイム保育でした。
日本ではよく慣らし保育を1週間から2週間程度やると聞いていたのですが、それはありませんでした。
先生は「早く迎えに来たかったら来てもいいよ」と言われたので、お願いすれば慣らし保育もできたかも?
1日めの日中に遊んでいる写真を数枚送ってもらえました。
夏休みはある?
開園時間は朝7時半から夕方5時半までで、年末年始2週間ほど休みになる以外は夏休みはありません。
その他1年間で3週間、自由な時期に休みを取ることができます。この休みの期間は保育料は払わなくても良いです。
夏休みはありませんが、年間で5日ほど先生の研修のために休園になります。
気になる料金は?
息子はフルタイムで通っていますが、2歳以降はパートタイムで週2日か3日だけ通うこともできます。
私が調べた限り、0歳児はフルタイムの選択肢しかない園が多かったです。
乳児クラスのときは$1160/月、幼児クラスの現在は$960/月払っています。
アメリカの文系の大学院では博士課程に入ると給料を貰えることが多いです。 留学生にとって、給料は重要な要素です。特に、家族を帯同して留学する場合、経済的な不安は大きいと思います。 このブログ記事では、文系大学院生の給料事情に焦点を[…]
先生はどんな人?
職員は、ライセンスを持っている先生とアルバイトや実習をしている大学生で運営されています。
先生と子供の割合は州の法律で決まっていますが、今のところ所属したクラスはそれよりも少ない割合で運営されています。
クラスの先生に加えて、コアタイムは学生のアシスタントもいるので、実際クラスに居る先生(大人)はこれよりも多いです。
クラス | 保育園のTeacher-student ratio(州の規定による) | 息子のクラスの構成 |
Infant(乳児) | 1:4 | 先生3人:子供8人 |
Toddler(幼児) | 1:6 | 先生2人:子供9人 |
Pre-K(プリキンダーガーデン) | 1:10 |
先生の人種も、割とバラバラで白人系、黒人系、ヒスパニック系の先生がそれぞれいます。唯一ちょっと気になるのは、この保育園にはアジア系の先生は1人しかいないことくらい。
通っている子供には アジア系の子供もそれなりにいて、人種の偏りなくいろいろな子供が通っています。
保育園の施設
園内には、教室のほかに中庭と園庭があります。それぞれのクラスには、小さい庭が併設されており、そこに置いてある遊具で遊ぶこともできます。
夏は気温が40度を超えると言うこともあり、園庭には日差しを避けるためのサンシェードが付いているので夏も外で遊べます。
夏は、プールやスプラッシュパッドを外に出してくれて水遊びもさせてくれます。
室内は土足!?
息子のデイケアはほぼ土足です。日本の感覚で見ると結構びっくりします。
乳児クラスの先生は、室内履きを履いて仕事をしていたのですが、歩くようになって靴を履き始めた子は外履きのまま室内で過ごします。
幼児クラスに移ってからは先生も子供も全員土足。カーペットの上だって気にしません。
まとめ
- アメリカのデイケアは、働く親や保護者にとって貴重なサポートシステムです。
- デイケアは、安全で快適な環境で子供たちが過ごし、発達や社会的スキルの向上を促す場所です。
- デイケアは、幼稚園前の子供から学齢期の子供までを対象としています。
- デイケアでは、専門のスタッフが子供たちの世話をし、適切なプログラムや活動を提供します。
- デイケアの費用やプログラム内容は施設によって異なりますが、保護者へのサポートやコミュニケーションも重要な要素として取り入れられています。