アメリカでは日本のように集団検診がないので、9ヵ月健診は自分で小児科に連れていきます。先日いってきた9ヶ月検診について書いていきます!
どんなことをするの?
アメリカの9ヶ月におこなう予防接種とは?
小児科医の探し方
トロントではまあまあ大変だった小児科探し。何度も「いま新規の患者は受け付けていない」と言われ続けた記憶が蘇ります…。トロントという大都市でもクリニック同士で競争が激しくないのか、多くのクリニックがウェブサイトが更新されておらず、連絡手段は電話のみ(メールできるところもぽつぽつある)という印象でした。
子供が産まれてから早くも2ヶ月が経過しました。トロントでかかりつけの小児科を探して2ヶ月健診に行ってきたのでそのことについて書きます。 トロントで小児科の探し方って? トロントでの2ヶ月健診ってどんな感じ? カナダ[…]
でも、ここはアメリカ!「医療はビックビジネス」の国なだけあって、どのクリニックもきれいなウェブサイト、オンラインで診察の予約だってできちゃいます。どのクリニックも患者をたくさん受け入れようと色々な工夫を凝らしています。
小児科探しはZocdoc.comというサイトが便利
私はZocdoc.comというサイトで探しました!
Zocdoc.comは、オンラインで医師の口コミ検索・診察予約ができるウェブサイトです。
- 医師検索:特定の医師や専門家を検索することができます。地域や保険の受け入れ状況に基づいて、自分に合った医師を見つけることができます。
- オンライン予約:Zocdocを通じてオンラインで医師の予約ができます。利用可能な日程や時間を確認し、直接予約することができます。私が見つけた小児科医は最短で同じ週のアポイントを予約することができました!
- 口コミと評価:他の患者の評価やレビューを見ることができます。これにより、医師の質や診療の満足度についての情報を入手することができます。小児科医は定期的に会い続けるので、やはり口コミは一番重要!口コミで高評価の医師のみをフィルターすることもできます。
- メッセージ機能:必要な場合、医師や医療スタッフとメッセージをやり取りすることができます。疑問や質問を事前に聞くことができるらしい…(私は使いませんでした)。
など色々なことができます。
このサイトで小児科医を探し、翌週の予約が取れたので検診に行くことになりました。
担当の小児科医はこんな人
息子の担当の小児科医は60代くらいの女性で、真っ赤なパンツに漢字がたくさん書いてあるブラウスという癖の強い素敵なスタイルで登場しました。
ハロー!担当のDr. Cよ! |
この先生は診察中「子供を無視しない」というポリシーなのか、いくつかの質問は息子の方を見て
- 「あなたは既往症がありますか」
- 「皮膚の状態は健康ですか」
などの質問をする人でした(そして質問に答えるのは親)。
9ヶ月検診の内容
検診は全部で40分くらいで終わりました。
まずは身体検査
小児科医が来る前に看護師がきて、身体検査を行い、子供の体重、体長、頭囲を測定しました。この病院はチェーン展開している病院で身長体重は印刷してもらえます。
その他、心拍数、呼吸、血圧などのバイタルサインをチェックします。
医師の診察
事前に発達に関する質問票に答えて言ったのですが、子供の食習慣や睡眠習慣について50個くらい質問されました。たぶんだいたい日本で聞かれることと同じことを聞かれたのですが、
- 夜はクリブで寝かせること
- クリブには毛布などなにも入れないこと
について詳しく説明されたところにアメリカっぽさを感じました。
アレルギーについての相談
ちなみにこの健診の前に息子の卵アレルギーが発覚したので、卵アレルギーについて相談したのですが、
「じゃあアレルギー専門医に会ってね。」と言われて紹介状を書いてくれました。
9ヶ月に行う予防接種
医師の診察が終わると、予防接種と息子は歯が生えていたのでフッ素も塗ってもらいました。この日打ったのは
- hepatitis B
- influenza (Hib)
- PCV13 (pneumococcal)
で太ももにブスリ!と打たれて息子は泣いていました。
まとめ
- 小児科医を探す方法:Zocdoc.comというウェブサイトで医師の口コミ検索・診察予約ができる。
- 9ヶ月検診の内容:
- 身体検査:看護師が子供の体重、体長、頭囲などを測定し、バイタルサインをチェック。
- 医師の診察:子供の食習慣や睡眠習慣に関する質問があり、クリブで寝かせる方法やアレルギーについての相談があった。
- 予防接種:hepatitis B、influenza (Hib)、PCV13 (pneumococcal)を太ももに打つ。