【アメリカで卵アレルギー】子供の卵アレルギーが発覚!病院に行ってみた

息子が9ヶ月のときに卵アレルギーであることが発覚しました。私自身に食物アレルギーはないので

かい
どうしたらいいんや…
と途方に暮れましたが、さすが医療が細分化されているアメリカ。ちゃんとアレルギー専門医(Allergist)がいました!
息子の卵アレルギーの診察に行ってきたときのことについて書きます。
  1. 卵アレルギーとは?
  2. 卵アレルギーでの検査、診断ってどうやってするの?
  3. 卵アレルギーの症状はどんな感じ?

といった疑問に答えます!

子供の卵アレルギーが発覚

息子は離乳食時期に卵の黄身を食べてなんともなかったので、卵アレルギーはないと思っていました(あとから知ったのですが、卵アレルギーは白身を食べたときのほうがでやすいらしい)

その日、保育園のお弁当に卵焼きを入れたのですが、お昼ごはんの直後から口の周りに湿疹が出てきたため保育園の先生から電話がありました。

かい
すまんな、息子…

大急ぎで保育園にお迎えに行くと息子は寝ていたのですが、家に連れてかえることに。卵焼きを食べてから1時間ほど経過していて、湿疹はすでに消えていました。

眠くて不機嫌だったこと以外は特に変わったことはなさそうで、ちょっと安心。しかし、チャイルドシートに乗せるために車へ連れて行ったところで盛大にミルクをリバースし着ていた服が濡れました。

帰宅後はそのままお昼寝をし、夕食も普段と変わりなく食べました。やや下痢気味だったこと以外は普段と変わらず過ごしました。

小児科に連れて行く

次の週に小児科の予約を取ってあったので、そのまま定期検診に連れていくことに。

結局、小児科医がアレルギー専門医に診察するように言われたので、別の日程でアレルギー科の予約を取りました。

診察の前に、小児科医が卵アレルギーの血液検査をするように言われたので、その足で病院内の検査室に行って血液検査をすることに…。

まずはアレルギー血液検査

血液検査をしたとき息子は9ヶ月だったため血管が細く、1度目はうまく採血できずやり直すことに…。

血液検査の前にはたくさん水分を摂らせると血液が取りやすくなるらしい
アメリカでは血液検査の採血を専門にするPhlebotomist(フレボトミスト)という職業があります。
だい
職種の細分化がすごい!
そのクリニックのラボでもたくさんのPhlebotomistが働いていて、2人がかりで息子の採血を行ってくれました。

大号泣の血液検査の結果

今回やった血液検査は、卵黄・卵白・全卵に対するアレルギーテストでそれぞれ以下のような結果になりました。

数値 IgE Classの数値
卵黄 0.74 II Moderate
卵白 2.46 III High
全卵 2.68 III High

医師の説明によるとアレルギー検査の結果は、数値で表され、数値が高いほどアレルゲンに対する反応が強くでるそうです。

アレルギー検査の結果は、陰性(Negative)または陽性(Positive)に分類され、陽性の結果は更に数値によって更に6つのクラスに分けられます。

息子は卵白・卵黄・全卵のアレルギー検査結果はすべて陽性でした。

アレルギー専門医(Allergist)の診察

血液検査が終わって1週間後くらいに、アレルギー専門医の診察を受けに行きました。診察では、

  1. 医師の問診・診察
  2. エピペンを使う練習
  3. Prick Testと呼ばれる皮膚でのアレルギーテスト

の3つを行いました!

医師の問診・診察

問診では、卵焼きを食べて湿疹と嘔吐があったことについて話して血液検査の結果についての説明を受けました。問診では特に

  • 何をどれくらい食べたか
  • 症状が出てから収まるまでの時間の流れ
  • 症状の様子

などについて詳しく聞かれました。デイケアの先生が撮影してくれていた湿疹の写真を見せました。

症状の様子の写真から湿疹の広がり具合などを観察できるので、アレルギー反応があったときの写真はあったほうがいいらしいです。

こちらの知識をテストしてくる医者

診察してもらった医師は、とても懇切丁寧に

  • アレルギーとは
  • アレルギー反応とは
  • アレルギー反応の重症度
  • 血液検査の味方
  • 予後

を説明してくれました。

診察ではこれから半年は卵抜きの食生活を続け、もし食べてしまった場合は抗ヒスタミン剤(Benadryl)を飲ませて、アレルギー反応がでたときはエピペンという注射を使うことで落ち着きました。

息子のデイケアは、アレルギー反応起こった場合の対応を医師が紙に書いてサインをしてデイケアに保管しておく必要があったので、その書類も書いてもらいました。

こちらの知識をめちゃめちゃテストしてくる医師

この先生のポリシーなのか、この日の診察中、数回クイズを出題されることがありました。

QUIZ

あなたの息子のアレルギー症状は軽度・中度・重度どれに分類されるでしょうか?

かい
うーん、よくわからないので、中度!
ANSWER

Disagree!!重度です!!!

かい
残念!!

医師の診察って一般的にやや一方通行なイメージがあったので、この突然クイズをだしてくるスタイルの診察は斬新に感じました。

エピペンを使う練習

もしアレルギー反応が出てしまったらどう対応すればいいかも教えてもらいました。アレルギー反応のレベルによって2つの方法があります。

  1. 卵を食べてしまったけどアレルギー反応はまだ出ていないとき→抗ヒスタミン剤(Banedryl)を飲ませる
  2. アレルギー反応(湿疹、嘔吐)など重度のアレルギー反応が出ている場合→エピペンを打つ
エピペンは、重度のアレルギー反応やアナフィラキシー症状が現れた際に使用する緊急救急薬です。特定の物質に過敏な反応を起こす場合、エピペンは筋肉に注射することで急速に薬物を体内に送り込み、症状を緩和する効果があります。
渡しの場合は処方されてから製薬会社から直接郵送で届きました。

エピペンの正しい使い方を習うため、診察室で実際のデモンストレーションを行います。

だい
練習用のエピペンを使いました

使う手順はこんな感じ:

  1. エピペンを取り出し、セーフティキャップを外します。
  2. 聞き手で本体を持ち、反対の手でセーフティキャップを引っ張ります。
  3. エピペンを対象の筋肉(通常は大腿部の外側)に垂直に押し込みます。
  4. ボタンを押し、エピペン内の薬液を注入します。数秒間押し続けます。
  5. エピペンを抜き出し、キャップをして使用済みのエピペンを安全な場所に捨てます。
  6. エピペンを使用した後は、すぐに医療専門家に連絡し、症状の経過を報告するよう伝える。
かい
ちなみに私が処方されたエピペンはスピーカーがついており(!)これらすべてのステップを音声で指示してくれます。

エピペンの蓋を開けた瞬間に本体が話しだしたのでびっくりしました。興味がある方はこちらのビデオをどうぞ。

最後の最後までクイズを出してくる

QUIZ

誤って卵を食べてしまったことに気づいたらどうしたらいいでしょうか?

 

かい
抗ヒスタミン剤を飲ませる!ファイナルアンサー!!
ANSWER

正解!!!

かい
セーフ!!!

皮膚テスト(プリックテスト)を行う

この日は、皮膚に針で小さなキズをつけてそこからアレルゲンを体に入れて、皮膚に炎症ができるかどうか見るという「Prick Test」というものも行いました。

プリックテストは、即時型アレルギーの検査法で、安全性や有用性、簡便さから広く推奨されています。アレルゲンを少量皮膚に入れて膨疹径(皮膚が赤くなった範囲)を測定する方法です。
幅広い年齢の患者に適用でき、乳幼児にも使用可能です。花粉症、鼻アレルギー、アトピー性皮膚炎、アレルギー性結膜炎、食物アレルギー、口腔アレルギー症候群、ラテックスアレルギー、薬剤アレルギーなど、即時型アレルギー疾患の検査に使用されます。

既往の食物アレルギーがある場合、ピーナッツアレルギーであるリスクが高いということで、Prick Testではピーナッツと卵アレルギーをテストすることになりました。

息子の背中に針で傷をつけてアレルゲンを含む液体をつけ20分待ちます。赤くなった部分の大きさを測って終了。

このあと医師の診察があって、ピーナッツアレルギーはなさそうだけど、卵はアレルギー反応があります、というふうに伝えられました。

まとめ

初めてのアレルギー専門医との診察では

  • 既往症などの問診
  • 皮膚テスト(Prick Test)や血液検査などのアレルギー検査
  • 患者さんには、アレルギーの原因物質を避ける方法やアレルギー症状の管理方法についてアドバイス
  • 食べ物アレルギーの症状が重篤な場合、エピペンの使い方や緊急時の対処法について教えてもらう

を行いました。次回は半年後の経過観察のための診察ということで終了しました。