【英語学習】英単語の覚え方・コツを大学院留学経験者が分かりやすく解説

  • 2021年5月26日
  • 2021年5月31日
  • 留学

こんな人におすすめ!

  • 英単語がなかなか覚えられない
  • 英単語を勉強してもすぐに忘れてしまう
  • 英語の試験や、TOEIC・TOEFLの点数を底上げしたい

 

そんなお悩みをお持ちの方に、

  • 効率よく英単語を勉強し
  • 記憶のメカニズムにより、覚えたものをより定着させる

そんな勉強方法をお伝えします!

 

僕は、アメリカへの大学院留学のためにTOEFL・GREといった試験を受け、

  • TOEFLのリーディングで30点(満点)を2回
  • GREのVerbal Reasoningで153/170

を取得しました。

 

実は勉強を始める前は、TOEIC500点台と正直あまりパッとしない英語力でした。

独学で英語力を伸ばした自身の経験から確立した、英単語を覚えるコツを伝授します!

 

 

なぜ英単語が必要なの?

英語の試験では、

  • Reading
  • Listening
  • Writing
  • Speaking

の4つのスキルを測ります。

ボキャブラリーは、この4つのスキルすべてに影響を与えます。

 

英単語を知ることで

  • Reading・Listeningにおいては、英文の読むスピード・理解力が高まります。特にListeningは一度分からない単語が出てくると、リアルタイムで聞かなければいけないため、なかなか前後の文脈から判断するのも難しいです。
  • Speaking・Writingにおいては、表現の幅が広がります

    同じ単語・表現を何度も使っていると、文章が冗長になりがちです。ボキャブラリーを増やすことで幅広い表現を使うことができ、よりネイティブに近いプロフェッショナルな文章になります。

 

4つのスキルのベースには常にボキャブラリーがあります。十分な単語力がなければ、英語力というのはなかなか上がっていかないのです。

 

 

単語帳の選び方

勉強の目的にあったものを選ぶ

まず第一に、単語帳は自分の勉強の目的に合ったものを選びましょう。

 

例えば

  • TOEIC・TOEFLなどの試験を受ける方は、その試験のために作られたもの
  • 日常会話を向上させたい方は、日常会話に使われている単語が含まれているもの

を選びましょう。

 

ほとんどの単語帳で、目的・難易度ごとに章が分かれていると思います。

最後まで単語帳を一冊やりきる必要はないので、自分の目標に合わせて必要な部分だけやりましょう。

 

CDがついているものを選ぶ

リスニング・発音の向上のために、CDをついているものを選ぶと良いです。

英単語の中にはスペルから発音が分かりにくいものも多いため、CDの音声を聴いてどう発音するのか、意味と一緒に覚えましょう。

 

人間の脳にとって、複数の感覚を使った記憶のほうが効果的だという話があります。

視覚的に単語を覚えるだけでなく、聴覚も利用することで記憶を定着させることができます。

 

 

英単語の覚え方・コツ

とにかく早く一周終わらせる

まず、自分の目的に合わせて単語帳の覚える範囲を決めて、できるだけ早く一周終わらせましょう。

 

その際に、

  • 英語で音読する
  • 意味を確認する

ことだけは必ず行ってください。

 

この段階で完璧に覚える必要は全くないので、単語ごとにそれほど執着せず最後まで駆け抜けましょう

スピード感が大事です。単語の量にも寄りますが、1ページに数分もかければ十分だと思います。

 

遅くても2週間以内には一周を終わらせることができると良いです。

もし単語帳にCDがついていたら、一周目はCDの音声を使って発音と意味を一緒に勉強していくのがおすすめです。

 

何周も繰り返す

一周目が終わったら、また最初からやり直します。

 

ここでもやることは一周目と同じ。

  • 英語で音読する
  • 意味を確認する

これだけです。

 

二周目が終わったらまた最初からやり直します。それが終わったらまた最初から…

これを何周も繰り返します

 

人間の脳は、一度だけ学習したものはすぐ忘れてしまいますが、

短いスパンで何度も学習したものは、長いこと記憶に定着します。

このメカニズムを利用し、単語帳を高速で何周もすることによって、

英単語の記憶を定着させることができます。

 

4周以降にもなると、覚えた単語も増えてきて単語帳を進めるスピードも早くなってきます

CDの音声が遅いと感じたら、CDを聴くのをやめても良いので更にスピードを上げることに専念しましょう。

 

引用:Wikipedia 忘却曲線

 

覚えた単語に印をつける

この方法で単語帳を進める場合、覚えた単語に印を付けるのが効果的です。

 

周回を重ねるにつれてマークがついている単語が増え、段々と覚えてきたのが実感できるはずです。

最後には全部にマークが付くのを目標に進めましょう。

 

最後に、何周してもどうしても覚えられないものは書き出してまとめておくのも有効です。

書くことで記憶に定着するだけでなく、試験直前に手っ取り早く確認することにも役立ちます。

 

試験の予定が決まったら、3日前くらいから単語帳を最初からやり直して、最後に一通り確認しておくのも有効です。

 

 

英単語の覚え方・コツ まとめ

 

  • 自分の目的に合った単語帳を選ぶ
  • CDの音声を聴きながら、とにかく早く一周終わらせる
  • 覚えた単語に印をつけながら何周も繰り返す

 

僕は、毎日の通学時間やスキマ時間を使ってコツコツと勉強していました。

生活の中に単語を勉強する時間を上手く組み込んでルーティーン化すると長続きして記憶が定着します。

 

皆さんも英単語を効率よく学習し、自分の夢・目標に向かって突き進んでください!